虫刺されにご用心

植物まわり
スポンサーリンク

しっかり軍手をし、足を保護できる靴を履き、作業する。多くの人がそうやって庭いじりや野菜作りを楽しんでいると思います。

しかし一方で、きちんとした装備で作業しない人もいると思います。私はまさにその1人。サンダルを履いて庭に出て、素手のまま雑草を抜く。思いついたときに、その時の格好で作業をするもんだから、靴や靴下は土にまみれ、爪の隙間には土が入り込み、シャツの袖口は土が染み込んでしまい作業着に成り下がる。。

こういうやり方って、思いついたままに動けるので気持ちいいし、楽しいのですが、コストパフォーマンスが悪すぎますよね。

新しいシャツや靴下を買わなければいけない、土まみれの靴下は手洗いしなければいけない、仕事の時に手元を見られないようにしないといけない、などなど。

こういうことも、ガーデニングや野菜作りの醍醐味の一つとして楽しめるのでいいのですが、これとは別の理由で是非ともやめるようにすることを強くお勧めしたいです。(むしろ自分にいいき聞かせたいです)

この先にきれいではない足の画像が掲載されていますので、見たくない方はお気をつけください。

原因はブユ?

おそらく虫刺されです。しかし何の虫に刺されたのかはわかりません。ブユの可能性が高いのではないかと思いますが、見たわけではないのでわかりません。

ブユとは、小型のハエのような虫で体調は3−5mmほどの大きさです。ブトやブヨということもあるようです。

photoACより

上の画像はマチュピチュで撮影されたブユらしいですが、日本のブユも概ねこのような姿をしているようです。

この虫の特徴は

  • 皮膚を噛み切り(といってもごく小さくですが)流れてくる血を吸う
  • そのときに出す毒素に反応して痒みが生じ、腫れる
  • ひどいと発熱することも
  • すぐには反応しないので、なかなか気づけない
  • きれいな水があるところに生息するが、最近は都会でも水質が良くなったので生息しているらしい
  • 気温が高い時間や日差しが強い時間は活動しない

経過は?

そしてこのような状態になるまでに時間がかかります。時系列にすると

  1. 虫に刺される
  2. 少し経って(刺されたのと同日か翌日と思われる)、少し痒くなるが大して痒くないし腫れてもいない
  3. さらにその翌日、なんだか無性に痒くなってくるし、なんだか腫れてくる
  4. 翌日の遅い時間〜翌々日にかけて、かなり腫れてくるし、とにかく痒い
  5. 刺された4日目から5日目くらいから腫れが引きはじめる
  6. 1週間過ぎたくらいでようやく治る

経過も体質によって差があると思います。長い人では2週間くらいかかる人もいるらしいですし、場合によっては慢性化する場合もあるみたいなので、不安な時は病院に行くことをお勧めします。

腫れた足の様子

ちなみに噛まれたのは左足のアキレス腱の外側あたりでしたが(小さな傷があったのでわかりました)、痒みはその傷を中心に腫れた部分全体にありました。

上からだとさほど酷くないですね
右足普通です

こういうのは、何事もなければ良いのですが、何事かになってしまうと、後遺症として残ったりして、園芸・ガーデニング・私生活・仕事に影響が及んでしまうこともあります。

楽であることばかりを選ばずに、長生きする植物たちと末長く楽しく付き合えるように、極力リスクを減らして作業しましょう!

今度はブユを捕まえてみようかしら。その場合はこちらに追記します。