大和芋をそのまま植えてみた結果、の記録

果樹・野菜
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2021年の1月中だったと思うのですが、海産物が有名な大洗町にカニを食べに行ったついでに、物産店に寄って大和芋を買いました。当農園で収穫した自然薯と比較してみようと考えての購入だったのですが、1週間経てども、2週間経てども、そして1ヶ月経てども食べることなく、完全に冷蔵庫に放置された上谷になってしまっていました。

そんな冷蔵庫に放置していた大和芋を畑に植えてみたら収穫できるのか、実験してみることにしました。

大和芋について

  • 自然薯などを同じヤマイモの1つ
  • 関東の大和芋は「いちょういも」を指すことが多く、関西の大和芋は「つくねいも」指すことが多い
  • 水分が少なく粘りが強く、甘味が強い
  • 植え付けは4月から5月頃
  • 土質は選ばないが、深くまで柔らかく排水性の良い土が育ちやすい
  • 根は浅い部分に張るし、湿り気がある方を好むので、しっかりマルチングすると良い
  • 先に芽を出させてから植え付けた方がうまく育ちやすいので、ポットなどに入れて湿った状態を保てば芽が出てくるので、それから植えると良い
  • 芽が出るまでに時間がかかる
  • 収穫は晩秋から冬、芋の蔓がしっかり枯れてから

とこんな感じですが、当農園では難しく考えずにとりあえず芋を植えてみることにしました。

成長記録

2021年5月9日、芋を植え付ける

芋は四つで100円で売っていました。安いですよね。それを冷蔵庫から取り出し1カ月ほど常温で放置していました。芽が出始まるなどの変化もないですが、しっかりとした硬さを保っています。

特に土の質は選ばないとの情報も目にしましたが、他の野菜と一緒に育てるため、2週間前に苦土石灰を、1週間前に牛糞堆肥をすき込んだ土に植え付けました。適当な向きに置き、土を被せて、最後に枯れ草でマルチングしました。

手前の4本の支柱の根本に植えました

水をたっぷり与えて、あとは自然に任せます。芽が出てくるか楽しみです。

2021年6月30日

植え付けからだいぶ間が開いてしまいましたが、様子を。

支柱、手前から4本目までの根元に植えたのですが、山芋の芽が出てきてはいるのですが、それが果たして大和芋の芽なのかが分かりません。というのも、当地の畑、自然薯を栽培していたので、至る所にその自然薯の種子が落ちているんです。この種子のことを「むかご」というのですが、土づくりの時に混ざったむかごから芽が出ているのではないか、という疑惑があります。

ちなみに手前から2本目の支柱に生えてきたこちらのツル。

自然薯のツルなのかなあ、と

葉に小さな虫がとまっている、ツル状に伸びているこちらの植物ですが、これ、ものすごく見慣れた感じがするので自然薯じゃないかなと思うんです。

一方でこちら、手前から3本目の支柱に生えているツルなのですが、

これは大和芋なんじゃないかと

この縁が赤くなっている葉は今まで見たことがありません。ということは、、、これが大和芋なのでは?と思った次第ですが、どうなのでしょう。少し成長と共に様子見ですね。

ちなみに葉の縁が赤くなったものが大和芋なのだとすると、今回発芽したのは一つだけになります。