斑入りのエルダーフラワー(西洋ニワトコ)の植え付けと成長の記録

ハーブ
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「斑入り」と書いて「ふいり」と読む。実は最近まで「まだらいり」と読んでいましたが、どなたかのyoutube動画を見ていて「ふいり」と話しているのを見て知った次第であります。

2021年の2月に斑入りエルダーフラワーの苗を購入しました。といってもまだまだ気温が低く、霜や土の凍結がすごいこの地域では植え付けできないので、とりあえず植え場所づくりからすることにしました。その様子と、エルダーフラワーについての紹介を。

エルダーフラワーについて

名前について

エルダーフラワーとして知られていますが、別名では西洋接骨木=セイヨウニワトコと呼ばれることもあります。前者は英語名で後者は和名のようです。

特徴

  • 5月頃に咲く白い花をハーブティーやコーディアルに利用できる
  • ハーブの効能は、発汗、去痰、抗炎症、粘液の浄化、など。万能薬とも言われる。
  • 落葉樹で耐寒性・耐暑性ともに強い
  • 日当たり風通しの良い場所を好むが、斑入りのエルダーは葉の日焼けを防ぐために半日陰気味のところが良い
  • 若干湿り気のある用土を好む
  • 樹高は10mくらいになるが、斑入りエルダーは3m程度のよう
  • 過湿に弱いので、落葉木に透かし剪定をしておく

植え付け場所

風通しは悪くないと思いますが、日当たりはよくはないです。手前から奥に向かって南西の方角になります。半日陰というよりも、4分の3日陰といったところでしょうか。

砕石が敷かれており、それを取り除くと今度は粘土質な土が出てきました。土の質はあまり良くありません。なのでかなり深く掘ることにしました。こんな土質でも、スギナの根は張っています。おそるべき生命力。

直径50cm、深さ1mは堀ったでしょうか。そこへ、畑の土を持ち込んで入れ込みます。畑の土といっても、庭木や雑草などの廃草を置いてある辺りの土を掘り起こして運びました。土が悪いところに植え付ける場合はたいていの場合、ここの土を使います。

そして完成。最後に苦土石灰をまいて軽く混ぜ合わせて準備完了です。3月中旬くらいに植え付け予定です。

斑入りエルダーの成長記録

2021年3月7日、植え付けました

樹高は10cmに満たないくらいの小さな苗を植え付けました。早く大きくなってほしいです。

植え付け後、株元には薄くではありますが腐葉土でマルチングしてあります。

2021年6月16日

植え付け時の画像をみると、どれだけ成長したか分かります。やはりゴールデンウィーク明け頃から成長速度がグッと上がった気がします。

ただ写真が分かりやすく撮れていません。混植したので、ごちゃごちゃっとなってしまっているんですよね。

樹高は40cmくらいあるのかな、幹が細く柔らかいので自立はできない状態です。

2021年7月14日、成長速度がやばいです

前回の記録が6月16日なので、およそ一月しか経っていませんが、樹高が倍くらいになりました。

支柱も太くて長いものに変えましたが、こちらの長さが180cm程度で、樹高は120cmはあります。

主観はひょろひょろしているので支柱にくくりつけないと立ち上がりませんが、気温が高くなってからの成長速度がかなり早いです。

ただ、梅雨明け後の酷暑の中でどんな成長をするのかは要チェックですね。

2021年11月10日、高さは230cmくらいかな

秋も深まってきて、さすがに成長は止まったようですが、かなりの大きさに育ちました。大きさというより「高さ」ですね。

高すぎて先端がフレームアウトしてしまいました

もう少し経ってあらかた落葉したら、軽く剪定しようと思います。しかしかなりの成長ですが、もしかすると日当たりがあまり良くないために、上へ上へと成長し、ここまでの高さになったかもしれません。ただ、お隣さんお目隠しをかねてほしいという願いもあったので、このくらいの高さでちょうど良いかもです。

あとは支柱がなくても自立するぐらいに太くなってほしい。。

2022年2月28日、剪定しました

剪定といっても、枝数は多くないので少しだけ切りました。特にてっぺんの先端部分ですね。あまり高くなられても困るので40cmくらい短くカットしました。

剪定前

剪定前

剪定後

剪定後

こうしてみるとまだ少しだけ葉が残っているんですよね。寒さにはそうとう強そうです。

2022年3月16日、新芽が出てきました

新芽が出てきました。昨年の植え付け1年目はとにかく枝が伸びるという感じだったので、今年はたくさん葉が出ることを期待してます。もし咲いてくれれば花もぜひ。