ホームセンターで安売りされていた一部枯れた様子の苗の中に、オレガノ・マルゲリータという名前のものがあったので購入しました。
オレガノというと、ハーブの一つで料理に使うことを連想する方が多いと思いますが、このオレガノ・マルゲリータはハーブとして使うことはできず、あくまで観賞用ということのようです。
オレガノ・マルゲリータはどんな植物か
少し情報が錯綜してるので、育てながら随時更新したいと思います。
- 高温多湿が苦手なので、日差しが強すぎない明るい半日陰のような場所でかつ風通しの良い場所が良さそう(水はけよければ問題なさそうです)
- 耐寒性強い(実際育ててみて、強いこと確認しました、−8度くらいまでは問題ないと思いますが、雪の耐性は不明です)
- 宿根草(育ててみると、木っぽい感じが結構強いです)
- 樹高は10〜60cm程度とのことだけど、基本的には這性と考えて良いようだ
- 樹形が結構暴れますが、成長速度が穏やかなので手はかからない印象です
よく知られた植物でないため、ネット上にあまり情報がありません。ですが、育てやすそうな気はします。
植えた場所
日当たり・風通し
南側に柘植(つげ)やトウネズミモチ(2021年の夏までには日陰を作るくらいの成長をしてくれる予定)があるので、日中は半日陰になるような場所です。また、敷地内の通路に面した場所なので、風通しは良いです。
土壌
土は黒土なのかな少し感じるくらいの赤みはあります。岩で囲われて少し高くなった場所に植えているので水はけは良いと思います。
植えた時期
2020年の10月から11月ごろです。半分枯れたような状態で売られていて、購入してすぐに植え付けましたが、そのまま冬に突入して、寒さで枯れたような状態になっています。
12月くらいになって、余った藁で少しだけマルチングしました。
成長記録
2021年2月の様子
全体的に枯れたように見えますが、根元の方をよく見るとグリーンがかった葉を見ることができます。しっかりと生きているようです。
2021年6月16日
うちには3株植えられていますが、どれも元気に、明るいグリーンを放っています。カサカサした良い土ではない感じですが、特に問題なさそうです。
2021年7月14日
大きくなっているのですが、あまり綺麗な形にではないですね。全体的に大きくなるというよりは、伸びる枝とそうでない枝に分かれるという感じ。夏が終わるまではあまり触らないようにしたいですが、左隣のモナルダと重なっているところは剪定しようか悩みます。
2021年8月25日 花咲いてます
小さく可愛らしい花が咲いています。
2021年10月20日、花期が長いです
もうそろそろ終わりころですが、まだポツポツと花が咲いています。長い期間咲くようです。少し紅葉のようになっている部分もあります。
画像、ちょっと青みがかってしまいました。
2021年12月1日、冬の色に変わりつつあります
紅葉しています。あまり綺麗な発色ではないかもしれませんが、季節を感じさせてくれます。画像で見ると、リシマキア・ヌンムラリアに似ている気がします。うん、そう書いてみると、1年を通してかなり似ている気がします。リシマキア・ヌンムラリアを低木化して少しこんもりさせた感じが、このオレガノ・マルゲリータって感じでしょうか。
2022年2月23日
真冬の中、多少葉を残して越冬です。
2022年3月16日
今シーズンの冬はかなり寒かったのでなんとか越した、といった感じかもしれません。
もしかすると暖地だと冬も常緑で越冬して、かなり大株へと育っていくかもしれません。当地のような寒さの厳しいところだから、あまり大きくならずに手がかからないだけかもしれませんね。