秋冬から初夏にかけての緑肥、ヘアリーベッチの成長記録

植物まわり
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ヘアリーベッチとは緑肥作物の一種で、育てることによって植物の必須肥料である窒素分を空気中から土中に取り込むという働きをしてくれます。また、雑草対策にもなるなど、様々な効果が期待できます。そんなヘアリーベッチの成長記録です。種が全く足りておらず、スカスカな状態ですが、参考になれば幸いです。

緑肥作物としては夏にクロタラリアも育てたのでよろしければこちらもご覧ください。

ヘアリーベッチとは

  1. マメ科の植物なので、根っこに根粒を作り、そこに共生する根粒菌の働きによって空気中の窒素を土中に固定化
  2. 生育旺盛のため、素早く土の表面を覆うこと、またアレロパシー効果によっても雑草を抑制する
  3. 夏以外に育ち、種は秋まき春まきできる
  4. 耐寒性が強いので、地域によらず利用でき、積雪地域用の品種もある

ちなみにうちではカネコ種苗さんの「まめっこ」を3袋分撒いたのですが、全く足りませんでした(もう10袋くらい必要だったかも)。大きいのが近所に売ってなかったのですが、素直に通販すればよかったです。

1.窒素固定について

このヘアリーベッチやクロタラリアなどのマメ科の植物は、根っこに根粒というコブ状の部分をつくり、そこへ根粒菌という菌を迎え入れます。この根粒菌は、植物に欠かせない肥料である窒素分を空気中から取り込んで植物が吸収できる形に変えて供給してくれます。この作用を窒素固定と言いますが、この作用により周辺の土中にも窒素分が取り込まれ土壌が豊かになっていきます。

2.雑草抑制効果について

植物は光合成をして自らのエネルギーを作って生きているわけですから、太陽の光を浴びる必要があります。ヘアリーベッチは生育が早いため、雑草が伸びてくる前にその姿を覆ってしまい、雑草の生育を妨げます。

また、アレロパシーという、植物から分泌される化学物質によって周囲の他の植物の生育が抑制される効果のことを言います。すべての植物に対して効果があるわけではないようですが、このアレロパシー効果もヘアリーベッチが持つ特性の一つです。

3.育てる季節・地域について

ヘアリーベッチは耐寒性が強いので、北海道から沖縄まで利用することができるようです。また雪の多い地域では、そのための品種「ウィンターベッチ」もあるようです。

成長記録

2021年10月11日、種まき

クロタラリアを刈ってからおよそ1ヶ月くらいでしょうか。その刈ったくさがしっかりと枯れ草になったようなので、ヘアリーベッチの種を撒きました。本当は畑全体に満遍なく撒きたかったのですが、近くのホームセンターでは種が小袋のものが3袋しかなく、とりあえずという感じでそれを購入。

……全く足りませんでした。

まあ初めてなので、とりあえずこれで様子を見てみようと思っています。

ブルーベリーの株間と畝の土手の部分に撒いた後、畑全体にパラパラと撒き。春に全体に追加撒きしようかと思っています。こういうところは、まき時が2期ある良さですよね。

2021年10月18日、芽が出始め

芽が出てきました。

2021年10月27日、冷え込んできた中、伸びています

土が剥き出しになっている部分がありますが、畝立てした土手の部分なのですが、これ、既にこの地では霜柱が発生しているため、凍結→溶解のサイクルで崩れてきたのだと思います。というで、当然霜も降りています。

草丈は5cmほど

2021年12月1日

かなり冷え込むようになってきたので一部枯れてきているのかなと思うところもありますが、しっかり健在しているようです。これから真冬が来てどうなるのか気になります。

ちょっと枯れてる?

2022年2月2日

真冬ですが、ヘアリーベッチは大丈夫です。耐寒性強いですね。この地の最低気温はマイナス9度程度になる日もあります。