とろろを比べる。長芋、大和芋、自然薯

果樹・野菜
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とろろ、美味しいです。やまね農園において「とろろ」といえば自然薯で作るのが普通なのですが(自分のところで作ってますので)、一般的には一番手に入りやすい長芋で作る方が多いのではないでしょうか。

今回は、とろろを作る元になる3種の芋の比較をしてみました。では、早速、動画をご覧ください。

長芋

長芋の断面がこちら。

長芋は水分が多いです。この水分の多さはちょっと多すぎるのでは無いかなあという感じがします。この辺は好みなのでしょうが、普段自然薯を食べているからかもしれません。時々コンビニで買うとろろそばについてくるのは長芋のすりおろしたものなのだと思いますが、すぐに汁に溶けてしまいませんか?やはりトロロは溶けてしまわずにもったりと塊で残ってくれるのが、私は好きです。

長芋は水分が多くジューシーな感じなので千切りなどのサラダがあっているのではないかなあ、というのが私の意見です。

大和芋

大和芋の断面はこちら。長芋に比べるとキメが細かいですね。

大和芋と自然薯の大きな違いは味にあると思います。大和芋には甘味があります。甘味と言っても強烈なものではなく、サツマイモの甘味を弱くしたようなような、ほんのりと広がる甘味です。

また強い粘りがあるので、このまま使うことはもちろん、水や調味料などで味付けしつつ好みの固さに調整することができるのも魅力です。

自然薯

自然薯の断面はこちら。自然薯も断面のキメが細かいと思うのですが、表面の凹凸感はなんだろう。。

自然薯は大和芋と同様の強い粘りが特徴で、混ぜ合わす水分量で固さを調整できます。今回使った自然薯は細くて売り物にならないようなものだったのですが、細い方が粘りが強いらしいです。

大和芋との違いで言うと、自然薯には味が無いのが特徴と言えるかもしれません。なので、自分好みの味付けにしやすいのは自然薯の方かもしれません。ただ、自然薯の方が価格が高いと思います。