コルジリネ(コルディリネ)・レッドスター(おそらく)の植え付けと成長記録

樹木類
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2020年11月8日頃にコルジリネを植え付けました。冬には最低気温が-5℃よりも低くなることも当地では耐寒性に不安はあったものの、寒冷紗を被せれば大丈夫だろうということで露地植えにしました。品種は、明記されていないのではっきりしませんが、レッドスターかレッドセンセーションのどちらか。この2品種の見分け方が分からないので、違いがはっきり分かるまで大きく成長してもらうしかないです。でも、私は勝手にレッドスターだと考えて育てることにします。

コルジリネ(コルディリネ)・レッドスターについて

  • 日当たりの良く、風通しの良い場所
  • 水やりは、夏は表面乾いたらたっぷりと、冬は乾燥気味で
  • 耐暑性は強い、耐寒性もマイナス5度まで大丈夫らしい用土は水はけよく、例えば赤玉土6:腐葉土4
  • 樹高は2m程になる、成長速度は速い

ちなみに、より紫色の濃いものがレッドセンセーションのようです。が、二つ並べてみないとわからないですね。

植え付け手順

土づくり

コルジリネ(コルディリネ)は水捌けが良いことが大事とのこと。2020年の梅雨がずっと雨続きで、露地植えのセネシオエンジェルウイングスを枯れさせたことを思い返しながら、長梅雨でも過湿にならないことを念頭に土づくりをしました。といっても、ざっくりした作り方ですが。

穴を掘る

穴は適当ですが、直径30−40cmくらい。深さはスコップの先端部分より深いくらいなのでこれも30−40cmくらいです。

赤玉土投入

赤玉土を投入します。穴の1/4くらいです。

腐葉土投入

腐葉土投入します。これも穴の1/4位です。ちなみに画像では既に赤玉土・腐葉土・元の土を混ぜ合わせてしまっています。

元の土と混ぜ合わせる

元の土の栄養状態は分かりませんが、水はけ・水もちに関してはそう状態の悪い土ではなさそうです。土をどのように作るのかは実際に植え付ける場所によって調整が必要になってくるでしょう。気になるのであれば、園芸店やホームセンターで販売しているオールマイティーな「花と野菜の土」や「園芸土」あたりを使用すれば問題も起きにくいのではないと思います。そんなに高くないのものなので、手間を省けるでしょうし、良い選択だと思います。

元の土と混ぜ合わせて、多少こんもりするくらいの量にします。余った土はどこか邪魔にならないところへ。

植え付けは軽く高植えで

一応高植えにしてあります

多少こんもりしたところに苗を植えます。根本のところが最も高くなるようにすることで水が流れやすくなり、余計な水が苗の周りに溜まりにくくなります。水捌けの良い土を好む植物はこうした状態で植えると良いと思います。

この時に注意したいのが、土そのものを流れ出しにくくすること。あまり傾斜をつけすぎると、水の流れが強くなってしまい土が流れ出しやすくなるので、あくまで水が貯まらない程度で十分だと思います。

コルディリネ(コルジリネ)の成長記録

2020年11月

11月17日。敷いてある藁(ワラ)は夏野菜で使用した残りもので、霜対策に。もう少ししたら寒冷紗をかけようと思っています。

2020年12月

2020年12月2日、寒冷紗をかけました。葉の色が変色してしまっています。色が抜けてしまったように。原因はなんだろう、日焼けか、それとも寒さにやられたか。

2021年2月

これは、ひょっとすると枯れてしまったのかも知れません。。悲しいですが、あまりにも枯れ色に変わってしまっています。ですが、このまま様子を見ていこうと思います。

もはやワラの色との区別がつきません。葉っぱを束ねてとめてしまう人もいるようなので、そうすれば良かったのか。。

2021年3月中旬

切りました。スパッと切ってしまいました。これでいいのか、良かったのか。

暖かくなってきたので芽が出てくることに期待してますが。。

2021年4月1日、脇芽が出てきました

脇から新しい芽が出てきました!うれしい!

植物の生命力には驚かされます。もう少し育ったら、植え替えの適期を調べて今の位置よりも寒くない場所に植え替えようと思います。

2021年5月1日、移植しました

建物の近く、アカシア・ブリスベーンワトルの近くに移植しました。ここなら冬でも比較的早い時間から日が当たりますし、建物の近くということで気温も下がりすぎないと思うので、うまく定着してくれるのではないかと思っています。

建物のある方角が北西になります。

2021年6月16日

移植後も順調に育っているようです。

2021年7月28日

隣にいるブリスベンの成長がすごいですね。その記録はこちら。

順調に成長しています。寒くなるまでにどれだけ太くなれるかが冬越しの鍵でしょう。

2021年9月22日

順調に大きくなっているようです。手前のカレックスは枯ックスになってしまっていますが、復活してほしいな。夏に植えたのが無謀だったのか、それとも土の質が悪かったのか、この辺り結構粘土質なんですよね。手前の方の土を深く掘って一部畑の土に入れ替えました。

バッタが結構葉を食べているようです

2021年12月1日

特に問題なく育っているようです。相変わらずバッタの食事になっているようですが。

できれば今年は寒冷紗なしで行ってみたいと思っているのですがどうなるでしょうか。

2022年1月9日、結局寒冷紗かける

年末年始は寒波に襲われ、この日の3日前には雪が降り、色が抜けてベージュ色っぽくなってき、流石にこのままでは冬の寒さに耐えられないだろうと思い、寒冷紗をかけることにしました。まだ小さいので寒冷紗をかけられますが、大きくなったらできないだろうと思います。

自生地では2mを超えるようですが、当地のように冬の寒さがきつい場所ではさほど大きく育たないと思っています。

2022年3月9日、寒冷紗を外す

およそ2ヶ月間寒冷紗の不織布をかけていましたが、暖かくなってきたこともあって外すことにしました。

昨年とは雲泥の差で

昨年の惨状からすると、今年は春の到来を喜んでいるように感じられます。昨年の同時期は、葉が枯れて色が抜け切ってしまっていましたが、今シーズンはこの寒波だったにもかかわらず、無事冬を越せたようです。

2022年4月27日

あまり大きくなっている感じはしませんが、問題なく育っていると見ていいでしょう。

あまり大きくなっている気がしません。こんなもんなんでしょうかね。

2022年6月8日

相変わらず大きくなっている印象はあまり感じませんが、4月の画像と比べると葉色はよりくっきりとした色合いになり、また葉もてっぺんにむいて伸びているのがわかります。

株周りにはやはり雑草がたくさん生えるので、適宜抜き取っています。

2022年7月20日

全体的に成長しているのでしょうが、わかりやすい変化はありません。葉っぱがかなりツンツンしてきてはいます。

2022年10月から2023年3月の冬越しの様子

昨年は寒冷紗を被せて冬越しましたが、今年は株も大きくなっているので寒冷紗なしでいってみようとスタートしました。が、途中で少し怖くなってしまい、年明け頃に風除け程度の段ボールを置くことにしました。その効果があったのかわかりませんが、問題なく冬越ししてくれました。

初年度の色がスカスカに抜けてしまった様子に慣れてしまった今では、その姿にさえならなければ大丈夫だろうと思っています。

2023年4月から2023年6月

無事に冬越しした、とは思いますが、やは強いダメージがあったことを感じさせます。とはいえ、植え付けが2020年の11月で3年目を迎え、成長速度がぐいぐいと早くなっているように感じます。