アカシア・ブリスベーンワトル(ブリスベン、フリンジドワトル)の成長記録

樹木類
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少し前に購入していたブリスベーンワトルの苗をようやく植え付けることにしました。植え付けは2021年の3月9日。少し早いかなとも思ったのですが、天気予報を見るとこの年の春はかなり早く来るようだったので思い切ってこの時期に植え付けました。(桜の開花予想も例年より10日程早い)

同時にフロリバンダの植え付けも行ったので、興味のある方はこちらもご覧ください。

アカシア・ブリスベーンワトルの特徴

  • 耐寒性・耐暑性ともに強いとポットのラベルには表示されていたが、耐寒性については強い中でも弱め(おそらく−3度程度なんじゃないかと思ってます)
  • 上の補足ですが、冬に−8度くらいまで冷え込むところ(雪は滅多に降りません)では枯れてしまいました。冬季に氷点下になるような土地では植え付け注意です
  • 他のアカシアと同じく乾燥気味に育てる(露地植えの場合)
  • 樹高は比較的小さめで3mほどで丸くブッシュ状に育つ

植えた場所

うちにある他のアカシアに比べると、どうやら耐寒性が低いようだったので、育つのか心配ではありますが、とりあえずうちの中でも冬場の寒さが比較的和らぐ場所に植え付けました。そう、建屋の近くです。

小屋の脇、ここに植えました。この小屋は生活しているわけではなく、作業するだけの小屋なので常に暖かいわけではないですが、直射日光は一日中当たっている場所ですし、風除けにもなるでしょう。また、隣が空き地ですが、隣家も近くに建っているので温度も下がりにくいのではないかと期待しています。

成長記録

2021年3月9日

植え付け直後の様子です。先の画像と代わり映えないのですが、記録のために残しておきます。今年は花を咲かせないでしょうが、冬の寒さに耐えられるぐらいの大きさになって欲しいです。

2021年6月16日

大きさは多少大きくなりましたが、思っていたほど大きくなっていません。おそらくこれからでしょう。以前枯らしてしまったパール アカシアを思い出すに、梅雨明け後が成長の本番だった気がします。

大きく変わったのは、周辺の様子。周年で白い花を咲かせるスーパーアリッサムとカレックス、それから移植してきたコルジリネ がこの場所の仲間に加わっています。

2021年7月14日

約一月前よりも一回りぐらい大きくなった感じでしょうか。周りに植えたカレックスがほとんど大きさ変わらずなので、成長具合もそれで判断しやすいです。が、ちょっと次回からは物差しを用意したいです。

葉の色味も、そして雰囲気も良い感じです。

2021年9月22日、かなりの成長に気づかされる

以前撮った画像と同じ画角だと、その成長度合いがわかりやすいですね。やはり撮影を工夫しなければとは思いつつ、なかなか安定したポジションでできていない。。。

少し上にある6月16日の様子と比べてもらえると分かりやすいと思います。

6月はまだカレックスと同じくらいなサイズ感だったのに今ではもうこんなです。

2021年11月10日

11月になると、当地では当たり前のように霜が降りる日々が始まります。その影響でしょうか。枝先の葉先が傷んだような色になってきました。ちょっと枯れたような色味。この時点でそのような状態になってしまうと、ブルーブッシュ の成長記録を思うに、冬は乗り切れないであろうと思ってしまいますが、様子をみていこうと思います。

2021年12月1日

前回から一月経っていないですが、その間の変化の様子を。

目に見えるほどの変化はないように思えますが、どうでしょうか。寒冷紗をした方が良いのでしょうが、しません。と言うのも、大きく育った時に寒冷紗で防寒することができないから(大変なのでやりたくないだけですが)、どうにか冬の寒さに慣れてもらって生き延びて欲しい、というのがその理由です。乗り切れるでしょうか。

2022年1月9日、枯れてしまいそうです

この日の3日前に関東で積雪があり、当地でも10cmくらいでしょうか、雪が積もりました。おそらくその影響が一番だったでしょうが、その前から、年末の寒波にやられたのか茶色く変色し、葉は下向きになっていることに気づいてはいました、が。

ちなみに年末の一番気温が下がった日で、100mほど離れた畑では氷点下9.2度を記録しています(誤差を考えても氷点下8度までは下がったと思います)。

これからが真冬本番といったこの時期にこの状態ですと、おそらく冬を越せないと思います。しかし、GWくらいまでは芽吹きを待ってみようと思います。って諦めが早すぎるかなぁ。

2022年2月16日、茜色になりました

とても、とてもきれいに色づきました。けれど、これはただただ枯れているだけなのだと思うと切ないです。復活するとは思えませんが。。こちらは3月中旬頃までは氷点下になるので、その後、暖かくなってきたら根の様子を見てみようと思います。

2022年3月5日 抜かずに切って様子を見ます

もうダメだろうと思って、抜いてしまおうと思い根元から伐採しました。

すると、なんだか根元には生気が感じられました。みきも少しだけ、ほんのり緑色を称えているのですよね。ということで、根元から切ったままにして、様子を見ることにしました。

梅雨前ぐらいまでは様子見たいと思います。

2022年5月17日 諦めました

芽吹くのではないかと待ってみましたが、、、ダメかなあ、と思い諦め、掘り起こすことにしました。短く切った株を揺らしてみると、枯れて根の張りが弱まっているような感じがします。シャベルを入れると簡単に掘り起こせました。完全に枯れているようです。まだ生きているようだったらどうしようと思っていたので、安堵と言えば安堵ですが、やっぱり悲しいですね。

アカシア・ブリスベーンワトル、耐寒性はあまり強くないので植える際はご注意ください。

ということで、同じ場所に今度は「アカシア・ゴールデントップ」を植え付けることにしたのでこちらの成長記録もよろしければご覧ください。