垂れ下がってしまったヤブランの切り戻し剪定、からの成長の記録

草花
スポンサーリンク

落葉のヤマボウシ を植え付けたのが2020年の6月。その時に、落葉ヤマボウシ の株元が直射日光でやられてしまわないようにということでうちの畑にあったヤブランを移植してきました。

ザクザクと半ば強引に移植したヤブランですが、特に問題もなく根付いたようで、冬も常緑のまま難なく越したようでしたが、立ち上がりの勢いが弱くべたっと地面に這うように垂れ下がっていました。そこで、新芽が伸びてくる前の3月に思い切って切り戻すことにしました。

ヤブランについて

  • 日当たりの良い場所から明るい日陰までOK(ただし日当たり良すぎると葉焼けする)
  • 耐寒性・耐暑性・耐寒性に強く、また病害虫にも強い
  • 草丈は30cmほど
  • 近年は斑入りのものがよく植栽されている

とにかく、育てるのに手間いらずな植物です。紫の花を咲かせ、黒い実をつけます

うちのヤブランの植え場所

うちのヤブランは5本の落葉ヤマボウシを寄せ株にして植えた株元に植えてあります。ヤマボウシ がまださほど育っておらず、葉をたくさん広げるようなこともないので、一日中に近く日が当たるような環境です。

ただ、2020年の夏はヤマボウシ の保護も兼ねて株元近くに衝立を設置して直射日光が当たらない時間をつくっていたので、強い日差しによるダメージも多少は防げたのだと思います。2021年の夏は、ヤマボウシ の葉が茂り、自然と日陰ができると良いのですが。

植えた当初はそこそこしっかりと立ち上がっていたように思いますが、徐々に葉が寝てしまい、だらんと地面に落ちたようになってしまいました。

ヤマボウシ の株元にヤブラン植えてあります

切り戻しからの成長記録

2021年3月14日、根元からざっくりと切る

切る前の状態から。

力なく地面に垂れ落ちてしまっているよう

そして切った後。カットするとすっきりです。

根元をよく見ると新芽も出てきているようです。

2021年4月3日

成長が早いです!ズンズン伸びていきます。

2021年5月24日

しっかりと立ち上がった状態になりました。元気が良いです。この場所は、一日中日が当たる場所なのですが、夏にどうなるのかがちょっと心配です。

2021年6月30日

2021年9月22日

かなり日当たりの良い場所で、夏は強い日差しが降り注ぎましたが、元気そうです。

白丸のところにいます
緑色の実

2022年1月22日

さて、新年も迎えすっかり真冬の気候になりました。今期の冬は早い時期から強烈な寒気がやってきて、12月末には近くの畑ではマイナス9.2度を記録しました。近くに建屋があるところではさすがにそこまで下がっていないと思いますが、−5度よりも低くなったことは間違い無いと思います。

さて、そんな環境の中でのヤブランの様子です。

地面にベタっっと垂れてしまったようです

若干枯れ色も混じっていますが、しっかりと緑色を保っています。しかし寒さにやられているせいか、地面につくような感じでだらっとしてしまっています。昨年の冬も同じような状態になったので冬はこのような姿なのでしょう。

これも、新芽が出てくる前に株元まで切り戻すと、しっかりと新しい葉を伸ばしてくれることを昨年学んだので、今年も3月上旬頃に切り戻そうと思ってます。

2022年3月7日

今年もこの時期に、ざくっと切り戻しちゃいます。ヤブラン常緑なんですが、冬場は葉に力がなく垂れてしまうので、切り戻しが必須ですね。

切り戻す時は、程よく残すことですね。その残すのも、葉の枚数ではなくて、地際からどの程度残すか、です。あまりに地表近くで切ってしまうと、もしかするとその後の成長がイマイチになってしまうかもらしいです。お気をつけを。

2022年4月6日、新芽が伸びてきています

こんな感じで新芽が伸びてきています。こんな感じでこの新芽が出てくる前に古い歯を切り落としてあげると綺麗な姿で楽しめます。