カラマグロスティス・カールフォースターの成長記録

グラス類
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オーナメンタルグラスの代表的な存在として知られるカラマグロスティス・カールフォースター。欧米ではよく知られ人気の高いグラスですが、ここ日本では、あまり知られた存在ではないかもしれません。

その理由として、日本ではまだまだオーナメンタルグラスが一般的ではないことや、オーナメンタルグラス全般的に湿度の低い気候を好む性質があることは大きな要因に違いありません。しかし、何より大きい要因だと私個人が思うのが、このグラスの立ち姿の美しさが画像や動画だと伝わりにくいことがあるのではないかと思います。

なかなか暖地では育てにくいグラスかもしれませんが、その成長を記録します。

カラマグロスティス・カールフォースターについて

  • 耐寒性・耐暑性ともに強い
  • ただし高温多湿に多少弱い
  • ということで、排水性のよい場所に植える
  • 細く直線的に穂を伸ばす
  • 草丈は180cm程度になる
  • 株張りは80cm程度
  • このグラスの良さは画像や映像だと伝わりにくいと思います

調べてみると、やはり夏の高温多湿を苦手とするようで、ガーデニング が盛んな暖地(西日本)の方ではなかなかうまく育てるのは困難なようです。

当地も当然夏は高温多湿なのですが、夜間の気温はたいてい25度未満になるので、夏越しできるのではないかと思っています。

そしてこのグラスが欧米で人気のある理由が、画像や映像からはあまり伝わってきませんでしたが、実際庭に植え、穂が立ち上がった姿を見たときに理由がわかりました。何ていうか、ミニマルな佇まいで美しいんですよね。線が細いために背景を隠さないことも一つの要因だと思います。

成長記録

植え付け場所について

植え付けたのは、フェンス際の花壇にした場所。ここには砕石が敷いてあったので掘り起こして土を入れました。フェンス側なので水捌けがあまり良くないと思われるかもしれませんが、この場所は傾斜がある土地の一番高い位置にあるので水は留まりにくいです。土壌だけで言うと硬く排水性はあまり良くないかもしれませんが、グラス系の植物は痩せ地の方が育つということなので問題ないと考えています。

2022年5月下旬植え付け

苗は5月中旬には手に入れていたのですが、雨が多かったため、いつ植え付けようかタイミングを測っていたのですが、今度は梅雨入りが近いため促されるように植え付けました。すぐに植え付けても問題なかったのですが、近くの園芸店では手に入らないため、ちょっと慎重になりました。ちなみに購入したお店は土浦にある坂田園芸グリーンゲート。水戸のうちからだと1時間程度で行けるのですが、都会方面は交通量が多いため行きたくないのです。。

というわけでこんな感じです。穂が若干出てきいています。

2022年6月〜7月 穂が立ち上がり、美しい

植え付けて間もなく穂が立ち上がり始めました。で、この姿が美しいのです。この感じは、背景や周囲の色に飲まれてしまうので、画像や映像だと伝わりにくいと思いますが、一度実物をご覧いただきたいです。

今年は6月中に梅雨が明けるという梅雨がほぼないまま夏に突入したのでそれが良かったのかもしれません。今のところ株が弱っている様子はありません。

2022年8月26日 どうやら夏を越せたようです

まだまだ8月なのに気が早いかもしれませんが、この先の天気予報を見たところ、猛暑日になるようなこともなさそうなので、夏を越せたと考えて良さそうです。ただ、あまり大きくは育っていませんが。

今年の梅雨が短く、最も高温多湿になりそうな7月〜8月にかけて雨が少なく多湿になる火が少なかったのが夏越しできた要因かもしれません。植え場所も斜面のうわ手にしたので、水が滞留しにくかったことも大きいと思います。