2020年、自然薯の収穫

果樹・野菜
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2020年の12月29日に自然薯の収穫をしました。収穫といっても、今年は作付けが少ないのでほんの少しだけ。とはいえ、せっかくの収穫なのでその様子を。

自然薯の収穫時期について

自然薯の収穫時期は大まかに11月〜12月くらい。早いと10月下旬に収穫するところもあるようですが、早い時期に収穫した芋は、まだ活動が落ち着いておらず、ちょうする時に変色するようです。なので、収穫時期を12月よりさらに遅くすることも可能なようですが、やはり春の暖かさを感じるような日が来る前には収穫した方が良いようなので、どんなに伸ばしても2月中旬くらいでしょうか。気温は低くても日照時間も長くなり、植物は敏感に感知するのでその辺り注意すべきポイントだと思います。

栽培自然薯はどのように育っているのか

収穫の手順だけ追っても良いのですが、どのように自然薯がなっているのかについて解説しておきます。いずれ植え付けの様子もレポートするつもりではいますが、今のところ2021年に作付けするかどうかは未定なので。

絵にするとこのような感じです。

パイプとあるのは、実際は円柱状ではなく、クリアファイルを硬くしたような素材のシートを二つに折り曲げたような感じのもの、次の画像のものです。

このシートに砂を詰め、種芋をセットして土を被せて育てると、ちょうどこのパイプに沿うように自然薯が育ち、真っ直ぐで綺麗なものが収穫できます。

収穫の手順

では早速収穫手順とその様子を画像を中心にレポートします。うちでのやり方なので、もっと良いやり方があるかも知れませんが、悪しからず。

1、スコップで蔓(つる)を切ると同時に被せてある土をどかす

芋に当たらないように気をつけながら作業します。土をしっかりどかさないと、その後の手作業がスムーズにできません。

2、手でパイプを引っ張り出す

中に自然薯が入っているので折れないように全体をしっかりと持ち、引っ張り出します。

3、パイプの中の砂に埋もれた自然薯を掻き出す

パイプから自然薯を掻き出す時も、折れないように気をつけながら。並べた自然薯の中にパスモを置いてみました。こんなサイズ感です。

4、保存はある程度土がついたまま、冷蔵庫に

うちには大型の冷蔵庫があるので、収穫した自然薯はここに保存します。通常の冷蔵庫よりも低い温度になっています。乾燥を防ぐために袋に入れてあります。丸ごと保存するのでかなり長期間持ちます。

最後に

今年は作付けが少なかったので50本程度の収穫しかありませんでした。2021年は果たして作付けするのかいなか、いまだ決まっていませんが、今の状態だと作らないのかなあという感じがします。

最後に別の画像を。すべての自然薯がまっすぐ育つわけではなくこんな形に育つものもあります。味は変わりませんが、調理はやり難いかもしれません。