レモンの香りがするタイムはとても種類が多くて、たいていが「レモン」という名前が品種の中にあります。このレモンキング も名前の中に「レモン」とあるように、レモンの香りがするタイムです。中には、「ドーンバレータイム」のように、名前の中に「レモン」という言葉が入っていないものもあったりします。
レモンキング タイムについて
- 立性で樹高30cm程度
- 生育が旺盛で、横にはかなり広がる
- 耐寒性・耐暑性強い
- 乾燥を好むので、水はけ良い乾燥しやすい土を。
- 葉に黄色っぽい色の斑が入る
タイムなので性質はほぼ他のタイムと同じです。立性のタイムで、30cm程度の高さになりますが、
育ててみると結構横へ広がっていきますので注意が必要かもしれないです。
成長記録
2021年2月1日
植えた時期が不明ですが、おそらく2020年の秋。ということで真冬真っ只中の様子を写した画像が残っていました。
枯れることなく紅葉した姿でいます。ちなみ冬の対策として、腐葉土で軽くマルチングしてあります。寒さと、極端な乾燥を防ぐ目的です。木の株元に植えてあるので、そのおかげで寒さも和らいでいるかもしれませんが、耐寒性が強いことは間違い無いでしょう。
2021年5月15日
春になり高く伸びてきています。そしてしっかりと緑色に戻っています。
画像の左半分を占める木の株下にいるのがレモンキング です。ちなみにこの低木、コマユミという紅葉の美しい樹木です。
画像中央下に小さくこんもりしているのが、オレンジタイムなのですが、あまり大きさが変わりませんね。
2021年6月16日
この時点でも、オレンジタイムとレモンキング のサイズに差は無いように感じます。画像左端がレモンキング 、右上がオレンジタイム。ちなみにコマユミ という低木が移植されてなくなっています。
2021年8月25日、大きさの違いが明確に
次の画像、下の方で石から溢れ出ているのがレモンキングタイム、ちょうど真ん中あたりの赤いコプロスマに隠れているのがオレンジタイムです。6月の画像と比べると、成長具合の違いがはっきりわかります。
品種の違いだけがこの結果につながっているのだとは断定できません。例えば
- 植えた場所がより乾燥しやすく水はけ良く、生育に適していた
- 近くの低木を移植して、土を入れたことで生育しやすくなった
なんてことが考えられますが、これから植えようと考えている方は、レモンキング は環境が合えば横に大きく広がることがある、ということに気をつけてください。
2021年12月1日、斑が戻ってき、紅葉がうっすらと見え
オレンジタイムと比べると株の大きさは2倍くらい大きいのがレモンキング という感じですね。そして植え付けてから1年が経ちました。
斑入りの葉が赤みを帯びてきました。