コデマリ(小手鞠)の植え付けと成長記録

樹木類
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当農園には紅葉をする木が少ないため、2020年の秋は、紅葉する落葉樹をたくさん植え付けています。

黄葉が美しいことが知られている多くの落葉樹だありますが、今回は紅葉する木としてはあまり知られていないコデマリ(こでまり・小手鞠)を植えつけました。近くのホームセンターで売ってるのを見かけて、ちょうど淡くかすれたような黄色と紅の入り混じった色彩が美しいと思い購入しました。

コデマリの植え付けの様子と、成長の記録を紹介したいと思います。

コデマリとはどんな木か

  • 4−5月に白い小さな花を密生させて咲かせる
  • 株元は細い枝が沢山生えてくる株立ちになる
  • 成長は早いけど高くなるのではなく横に広く大きくなる
  • 樹高は2−3mほどになる
  • 暑さ・寒さに強い
  • 落葉樹で、条件が整えば紅葉する

こう見ると非常に育てやすそうな樹木であることがわかります。高くなりすぎないのは良いですね。

植えた場所

もともとツツジとクラピアがあった場所を、ツツジの移植とクラピア除去して上場所を作りました。株元は腐葉土と藁(ワラ)でマルチングして、冬の凍結対策をしました。植えたのは2020年の11月8日。

水やりは植えた時と、その1週間後くらいに1回。後は自然のままに任せてます。

日当たり

一日中陽が当たっている場所に植え付けました。日の出直後と日没直線くらいなもので、周りに日差しを遮るものがありません。近くにシマトネリコを植えたので、今後それが日差しを遮るようになると陽にあたる時間がちょうど良くなるかもしれません。

植え付けた後に紅葉の仕組みについて調べてわかったことから、紅葉するには日当たりが良すぎる気がします。根付いて成長しても、葉焼けして、紅葉する前に散ってしまう気がしています。。

土の質

少し粘土質があるのか、硬くしまった感じのする場所です。日当たりが良すぎるので乾燥していますが、緩い傾斜もあるのでとくに水溜りになるようなこともく、問題ないと思います。ですが、腐葉土を軽く混ぜ合わせてから植え込みました。

コデマリの成長記録

2020年11月下旬

植え付けしてから2週間ほど経っています。苗として売っているときには残っていた紅葉もほとんど落ちてなくなっています。クラピアの中に円形の植え付けの場所を作って植え付けました。

2021年3月3日

コデマリの芽吹きはかなり早いです。2021年の2月あたりは暖かったというのもありますが、もう芽吹いてきました。

2021年5月1日

もう花が咲いてます。満開少し手前でしょうか。

2021年6月30日、コデマリの画像をあまり撮っていないことに気づく

うちの庭や畑で育っている植物たちの成長を記録するために定期的に全ての写真を撮っているのですが、コデマリの画像がないことが多く…。まあ自分のコメントが短いことからも、興味が薄くなっていることは感じられますが。とはいえ、この日の様子です。

2021年10月22日、移植することを決める

移植することに決めました。紅葉し始めたら、自然農を始めた畑に移植しようと思います。おそらく、この場所に小手毬がいても映えないのでしょう、自分的に。だから興味を失いつつあるのではないかな、なんて思って。それに、畑は野菜だけだとどうしても面白みのない風景になりがちなので(ブルーベリーという果樹は植えてありますが)、コデマリみたいに枝垂れて花を咲かせる花木はいいのではないかと。ちょうど法面があるので、そのそばに11月に移植します。

ちなみに画像は10月20日のものです。夕方に撮ったので、スマホカメラのホワイトバランスの影響で青味がかっています。