ペンステモン・ハスカーレッドの成長記録

草花
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耐暑性・耐寒性ともに強いことが、当地で宿根草を育てる条件なのですが、この株も体感温度がマイナス10度との記載を目にして購入してきました。

調べてみると乾燥・湿気・暑さにも結構耐えそうだったので、ある程度日が当たる場所ということを念頭に植え付けたのですが、あまり生育が思わしくなく移植することに。。

そんなペンステモン・ハスカーレッドの成長記録です。

特徴

  • 銅色がかった葉色が美しい。
  • 草丈が80cm程度とそこそこ高く、高い位置に白い花を咲かせるので、銅色の葉と相まって目に付く
  • 乾燥気味を好むが、多少湿気の多い場所でも育つけど、生育を良くするのなら乾燥気味の場所(土)に植えるべし
  • 耐寒性はマイナス10度程度まで耐える(マイナス8度くらいになる当地では葉を残して越冬しました)
  • 耐暑性も強く

当地で最初に植え付けたのは、日当たりはそこそこ、陽が高く昇る季節は昼前くらいから4時くらいまでは日が当たるような場所で、土の湿り気は結構保たれているような場所に植え付けました。

ドクダミが蔓延っている場所の近くと補足しておくと、イメージしやすいかもしれません。湿気ている理由は、おそらく塀のせいだと思うんですよね。150cm程度の高さの塀が、午前中の日差しを遮ってしまいます。

そのためか、植え付けた春から夏にかけての生育が良くなかったので秋には乾燥がちな場所へ移植しました。そのおかげか移植翌年には開花しました。

これは育ててみて思ったことですが、「空気の高温多湿」と「土の湿り気」を分けて考えて、土が乾き気味になりやすい場所に植え付けると良いかもしれません

成長記録

2021年5月 植え付け

こんな感じの場所に植え付けました。この辺りは大量のスギナと少量のドクダミがいたので、ある程度取り除いての植え付け。土の状態は悪くなさそうだったので、少し園芸用の培養土を混ぜて植え付けました。

画像左側の方には150cmほどのブロック塀があるので、午前中の早い時間は日差しが遮られてしまします。

手前から奥に向かって南〜南西くらいの方角

でもまあ強い植物みたいなので、適応に期待です。

2021年7月28日

初夏に花が咲くということですが、その気配は全くありません。ですが、葉の数も増えてきたので良いのではないでしょうか。

2022年9月22日 生育不良?

7月の画像する比較すると、株の大きさがほとんど変わっていません。変わっていないどころか、葉の張りが弱まって若干元気ないように思えます。

葉が垂れてしまっている

画像でもわかるように、土が湿っているんですよね。この湿り気が原因なのか。。これは移植を考えなければいけません。ちなみに、僕は植物が場所を原因に弱っているのではないかと思ったときは、できるだけ速やかに移植するようにしています。動かすことで致命的なダメージを与えてしまうかもしれませんが、劇的に改善するかもしれないのですし。ということで、もう少し涼しくなったら移植します。

2021年10月20日 移植

当地ではそろそろ霜が毎日のように降り始める頃。もう少し日当たりよく乾燥気味の場所へ移植しました。この場所は種々のハーブセージを植えてある場所。多湿に弱いので、軽い傾斜を作って、乾燥しやすい環境にしてあります。日差しも午前中の早めの時間から当たる場所です。

黄色丸した部分に植えています。手前にいる樹木・金木犀が邪魔なのですが、これも近いうちに移植する予定でいます。ちなみに画像手前から奥に向かって南西くらいの方角です。西日はそこそこ遮られるような場所です。

もう秋が来るので、今年は根を張ってもらって、来年以降の生育に期待ですね。

2023年2月23日 真冬の様子

意外や意外、葉を残しロゼット状になって冬を過ごしています。枯れたような色に見えるかもしれませんが、銅色でしっかり生きています。

2022年3月16日 春の芽吹きならぬ、春の色付き

冬を越した葉が、銅色から緑へと色づき始めました。こんな変化をするんですね。

2022年4月6日 萌芽

新しい葉も顔を出し始めました。

2022年5月19日 一気に伸びる

この時期はほんとに、ちょっと見ないうちにグッと大きくなる、親戚の子どもたちのような変化を、短期間で見せてくれます。

2022年6月8日 満開を迎えています

花が満開を迎えています。一年越しでついに咲いた、と言った感じです。地際からトップまで、シックで落ち着いた色合いを見せてくれるので、とてもおすすめです。草丈は70cmくらいですかね。