プリペット(プリベット)レモンアンドライムの成長記録

樹木類
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プリペット呼ばれる庭木でよく知られているのがプリペット・シルバーです。2020年の6月頃に植えました。こちらは淡いグリーンに白い斑入りの葉が特徴ですが、レモンライムは淡いグリーンと明るい黄色の斑な葉が特徴です。

「プリペット」という発音、これは英名「Privet」からきているようですが、日本ではプリベットではなくプリペットと発音するのが一般的なようです。

プリペットレモンアンドライムについて

  • 常緑樹(冬、寒い地域では落葉します)
  • 耐暑性は強く、耐寒性はそこまで強くはない(根元をマルチングなどで凍結から保護すれば結構耐える気がします
  • 日当たりを好む
  • 土質は選ばない
  • 小さな白い花が咲くが目立たない
  • プリペットシルバーに比べると成長は遅い
  • 樹高は1〜1.5m程度とシルバープリペットに比べると大きくならない
  • 刈り込むとよく芽吹くため、低い生垣にも利用される
  • 刈り込みは3月頃が春の萌芽につながるので良い

上記のように、基本的には場所を選ばずに育てられるようですが、一つ気になる点があります。それは耐寒性。

耐寒性について

プリペット・レモンアンドライムはシルバープリペットほどの耐寒性はないようです。

その耐寒温度は強めに見積もっても−7度が最低ラインのようで、その辺りから枯れ込んでしまう可能性が高くなるとのこと。当地だと寒い日は−7度を下回ることもあるので、冬越しの対策をしなければならないようです。

常緑性について

また常緑樹として分けられますが、強い寒さに当たると葉を落とすようです。耐寒できる寒さであれば、葉を落としても翌春に芽吹くようです。

また移植をすると一旦全ての葉が落ちるそうですが、こちらも春が来れば芽吹いてくるようです。

プリペット・レモンアンドライムの成長記録

2020年11月末

2020年6月頃に植えましたが、体感的にはそれからさほど大きく成長したようには感じません。また幅もそれほど広がったようにも思えません。2020年の11月上旬にほんの小さな距離(1mくらい)を移植したので、葉が散ってしまう等の影響が出るのかと心配していましたが、今のところ特に問題なさそうです。

12月に入ったら冬越しの支度をしようと思います。

実際の樹高はこの時点で60cm。壁の方角が東南方面。

一部紅葉しています

2020年12月、また移植

すいません。画像を撮り忘れたようです。ですが、記録しておかなければいけないので。

再び移植しました。前回の移植はほんの少し、1m程を移動したのですが(2020年11月)、今回はガッツリと移動しました。しかし正確な日付を覚えていません。確か2020年の12月の頭の方だったと思うのですが。。

移植した理由は枯れ始めてきたように見えたからです。寒冷紗を被せて冬を乗り切るという選択肢もあったのですが、東南側にある壁のすぐ近くに植えたものですから、冬の午前中は日が当たらない。なので、このままだと寒さに負けてしまうのではないかと心配になり、勢いそのまま移植してしまいました。

移植先は1日を通してずっと日が当たるような場所。とにかくできるだけ根を切らないように、ガッツリと土を掘ってそのまま移動しましたが、これが吉と出るか凶と出るかは様子見です。

移植後、確か午前中にだったと思うのですが、たっぷりと水をやり、藁でマルチングをして、寒冷紗をかけました。

2021年2月

2021年2月1日の様子です。

枯れ始めたように見えた頃からほぼ変わり無いような印象があります。所々葉がなくなっていますが、それを見て「まずいな」と思ったような覚えがあります。画像をしっかり残しておかないと、印象やら覚えやらという主観的な表現になってしまうので、信用度が低くなってしまいますが。

ただ、移植によるダメージもないように感じられます。落葉が多く生じているわけでもないので。このまま大きく育ってほしいです。

2021年6月16日

いくつかの枝先に落葉が見られましたが、大きく葉が散ることはありませんでした。ただ、大きく育つような気配はないので、移植のダメージは蓄積しているのかもしれません。

しかしこうしてみると、やたらと葉が黄色い気がします。これ、もしかすると近くに植えているオリーブのためにアルカリ寄りの土壌にしたせいかもしれません。

2021年7月14日

黄色味が薄いのは天気のせい(梅雨真っ只中で曇り空)だと思いますが、画像をよく見ると幹に近い部分は緑色のところもありますね。気づきませんでした。梅雨が明けて、真夏にどうなるか、ちょっと心配です。

2021年11月19日、またまた移植

これが3度目の移植になるでしょうか。11月の頭頃にまたまた移植しました。なんだか場所がしっくりこないんですよね。しかし、しかしながら今度こそは定植になりそうです。というのも、病気がちなツツジ・サツキを抜き、広くなった空間に植え付けたからです。今回は余裕を持って配置を考えられましたし、今度こそ、この木の定位置になるだろうと思っています。

今回の移動は150cm程度でしょうか。やはり少し枯れてきてしまっていますが、冬でも午前中から日差しが届きやすくなるので、うまくこの場で育ってくれることを願います。

移植に伴う剪定は特にしてません。トップの方が枯れてきてしまっていますが、このまま様子を見ていきます。

2022年1月12日、かなり傷んできています

寒冷紗もかけずにいたので、寒さでかなり痛んでいるようです。移植のダメージかもしれませんが。この日の撮影後、不織布を被せました。

2022年3月16日、寒冷紗外す

この画像は2月の様子

こんな感じの寒冷紗という名ばかりの、ぺらぺらの不織布を外しました。ちなみに、根元に木の板が置いてあるのですが、マルチングとしての利用です。こうでもしないと霜柱や凍結が酷いので、それを防ぐために。かなり効果あると思います。他の植物ではダンボールも利用しています。

結構芽吹いているようでよかったです。

2022年4月27日 結構芽吹いてます

株のサイズもほぼ変わらないまま、芽吹いています。