インディアンスティール(ソルガストラム・ヌタンス)の成長記録

グラス類
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草丈高めのオーナメンタルグラス、インディアンスティール。実は植え付け当初は、春が来ても新芽がなかなか出てこずに、枯れてしまったのかと思ってしまいました。

春の芽吹きが遅いことに要注意な、ソルガストラム・ヌタンス、インディアンスティールの成長記録です。

特徴

  • 180cmくらいに達する大型のグラス
  • 耐寒性・耐暑性ともに強い
  • 日向を好む
  • 乾燥気味の方が良いが、多湿にも弱すぎない
  • 春の芽吹きが遅い

特にこの「春の芽吹きが遅い」事には要注意です。3月に落葉しきった苗を植えたのですが、4月には芽が出てこず。気配もなかったように思います。そしてもう諦め気味に違う場所に移植して放置しておいたところ、いつの間にが芽が出て伸びていた、といった具合でした。

なものですから、途中、一時期全く画像の記録を残していませんが、悪しからず。

成長記録

2021年3月9日、植え付け

植えた場所は、レイズドベッド状になっていて乾燥しやすい場所。まだ小さいうちは水切れが心配ですが、まあ育ちやすい場所だと思います。

この後少しだけマルチング してます

で、この植え付け後しばらく芽が出てこなかったので、もう枯れてしまった株なのかもしれないと考えつつも、まだ生きている事に一縷の望みを繋いで、塊のような根っこをガシガシと強引に少しだけほぐした上で違う場所に移植したのでした。それが4月19日のことでした。

2021年6月16日、気づいた時には芽が伸びていた

ふと目をやると、というより、雑草を抜いている途中で目をやると、とっくに芽が出て伸びているの様子が飛び込んできました。うわあ、まじでよかった。

2mくらいまで背が高くなるグラスなので、楽しみです。唯一気がかりは、この場所、暖かい時期はブッドレアの日陰に、ちょっとだけなるんですよね。それが生育に響かなければいいっですが、気にしすぎでしょうかね。

でも、苗で植えているのに6月でこんな感じという事は、この苗にちょっと元気がないのかな、なんて思いますが、どうなんでしょう。

2021年8月25日

生育旺盛、いい感じです。ですが、この場所、半ば諦めて移植した場所なので、ちょっと手狭感があります。順調にいったら晩秋には再度移植しようと思います。

左奥はレモングラスです

2021年9月22日、穂が開く

春の芽吹きが遅い割に、花穂の開花は早いという印象。何というか、短期集中型というか。

ど真ん中のがそれですが、その左奥のはレモングラスです

2020年10月20日、早くも株分け移植

ここまで、植え付けて後なかなか芽吹かないことから、扱いがぞんざいになっていたのですが、それでもこうしてしっかりと育つというのは、大きくなりすぎるのではないか、と思ったりします。

そんなこともあって、今植わっている場所がすぐに手狭になるだろうということで、移植しました。で、ついでに株分けもしちゃいました。ザクザクとハサミ(消毒したもの)でカットして、大きめの傷口にはトップジンMペーストを塗っておきました。

この移植先ですが、グラベルガーデン ならぬ砕石ガーデンという感じ。雑草対策とぬかるみ対策で厚く敷かれた砕石の中に無理やり作った緑地みたいな感じのところです。

侵入防止にビニールテープ張ってます

この場所、ある程度の範囲の砕石を一度どかして、そこにある粘土質の土に土壌改良のためにバーク堆肥や細かい軽石籾殻くんたんなどをすき込みつつ、高さを出すために土を足してから防草シートを被せ、その上に砕石を戻した、という場所になります。

この後ある程度のところで短く切りました。正直うまく育たないような気もしちゃいます。梅雨時期に根腐れしそうな気がするんですよね。でもまあ、それまでにこの一角に植えた植物たちに根を伸ばしてもらい、土の通気性を保ってくれる事に期待です。

2021年12月21日

すっかり枯れました。3月中旬くらいに根元からすっきりと切り戻してやろうと思うので、それまではこのまま、無事冬を越してくれることを期待して。