ゴンフォスティグマという、なんとも強そうな名前ですが、その印象通りとても剛健で、大きさも2m程の扱いやすい高さであり、また常緑で冬でも葉を落とさず、マイナス10度くらいなら全く問題ない耐寒性。そして暑さにも強い。
こんなに活用度の高い植物はそうそうないだろう、と思うのですが、あまり知られていない(ように感じてます)のは何か難点があるからなのかもしれない。。
ということで、成長を記録していきます。
ゴンフォスティグマについて
- 元々川辺に自生している種類のため強い乾燥を嫌いますが、そこそこ耐える感じがします
- 耐寒性は強く、葉を落とすことなく越冬(最低気温マイナス8度程度で降雪ほぼ無い当地では全く問題ない)
- 強い乾燥さえ避けられれば夏の暑さも問題なし
- 日向を好むようですが、晩秋から初春までの冬季にはほとんど直射陽が当たらない半日陰でも問題なく育っている
- ただ冬季の日当たりが悪いせいか、あまり葉が茂らない
- 小さな白い花の咲く期間も遅めの春から秋と長い長記録
- シルバーリーフと枝垂れる様子が涼やかでよい
2021年12月1日頃 植え付け
砕石が敷き詰められている場所に130cm程度の間隔で穴を掘り、植え付けました。苗の高さは40cm程度だったと思います。植え場所の条件は以下の感じです。
- 日当たりは夏季ついては良いが、晩秋から冬の終わりまでの陽が当たる時間はごく短い
- 土壌に関しては、粘土質の上に砕石が強いてある場所を直径50cm、深さ50cmで土を入れ替え、畑の土を入れたので悪くはないと思います。
- 株元はワラかバーク堆肥かでマルチング。
- 全体的にゆるい傾斜になっている土地の高い場所に位置しているので、粘土質でありながらも水捌けはさほど悪くないと思います。
と、こんな感じの場所ですが、まあ剛健なゴンフォスティグマのことですから、おそらく大丈夫でしょう。
2022年2月23日
まだまだ冬ですが、陽が長くなってきたことを感じられる頃。真冬を越えての様子です。
2022年6月8日
夏の入り口になりました。太陽も高く上り、直接当たる日差しも増えてきたことで、順調に成長しています。
2022年8月31日
夏も終わりに近づいてきていますが、順調に育っているように見えるゴンフォスティグマも、実はかなりダメージを受けていると思います。葉焼けもそうなのですが、この夏に水切にやられました。やはり夏場で晴天が続くとあっという間に土が乾燥してしまうようで、やられてしまいました。そのせいか花つきも悪い気がします。
そういえば梅雨の間に1本移植しました。
とはいえ、そこはやはりの剛健さを持っているゴンフォスティグマなので、しっかりリカバリーしているように見受けられます。
2022年11月04日
すっかり秋も深まり、太陽も高く上がらなくなってきました。直射日光が当たる時間はかなり短くなっていますが、太陽の位置が低い方が、陽に当たった時の色味が美しいです。
花もまだまだ開花しています。切り戻しはしていませんがとても花期が長いです。高さは100cm程度になっています。
2023年1月25日
年に2、3回しか降らない雪が残っています。今冬の最低気温、うちの庭に設置した温度計でマイナス8度を記録した日もありましたが、しっかり常緑のまま。ただ、少し色が抜けたような感じと葉の密度がだいぶ小さくなってはいます。