ユーカリというと暖かい場所でしか育てられないというイメージがありますが、調べてみると実はそんなこともないという情報が多くありました。もちろん品種にもよるようですが、ユーカリの中でもこのグニーは比較的寒さに強いということだったので、庭に植えて育てることにしました。
ユーカリグニーとはどんな植物か
- 常緑樹
- 香りが強い品種
- 若木は葉が丸いが、成長につれて細長い楕円形の葉に変わることが多い
- 乾燥に強く加湿に弱い
- 耐暑性・耐寒性ともに強い(耐寒性は弱いとの情報もありますが、成長した樹は突発的であればマイナス20度にも耐えるとの情報もあり)
- 樹高は、自生しているところでは20mを超えるようですが、当地のような寒冷地では大きくなっても5m程度のようです
当地で樹を植える時に特に気にするのが耐寒性の強さですが、弱いという情報があれば、かなり強いという情報もありました。耐寒性が強いという情報は、実際に育てたり知識がある人でないと発信できないだろうと踏んで、庭に植えてみました。
植え付け
場所
植えた場所は建屋から3mほど離れたところで、石垣で高くなった土地なので乾燥しやすい場所です。また近くには他の樹木があり、また株元にも低木や草花が植えてあります。
土
土は元々の土が乾燥しやすく硬く締まってしまった赤っぽい土だったので、そこに畑の黒い土と腐葉土を混ぜ合わせて植え付けました。株元には腐葉土で、たっぷりとはいかず、軽くマルチングしてあります。
ちなみに隣で元気に茂っているのは、ホワイトソルトブッシュ、別名ラゴディアハスタータです。
植え付け時期
2020年の秋、確か10月だったと思います。が、ちょっと定かではありません。購入は近くのホームセンターにて。
成長記録
2021年2月
隣のホワイトソルトブッシュ(ラゴディアハスタータ)とは違い、寒さにやられている様子がありません。耐寒性強い!
2021年6月16日
ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、成長速度がグッと早くなったような気がします。樹高はすでに2m近くありそうです。
2021年7月14日
成長速度がやばいくらい早いです。2mは優に超え、この夏中に3mくらいまで行くんではないか、という勢い。そして大きくなってくると、樹木に対する印象も変わってきます。
2021年9月17日、軽めに剪定
ボリュームがかなり出てきたので剪定しました。高さもかなり出てきているので、所謂芯止って言われるやつをやりました。先端をぱつんと切ってしまうことで、高さが出にくくすることが目的の剪定のことを言うようですが、継続して切っていかないとすぐにわき目が出て高く伸びて行ってしまうようです。
2022年1月12日
真冬ですが、このユーカリグニー は冬の寒さによる影響をほとんど感じさせません。多少色が薄くなったり、赤っぽくなったりと言う程度でしょうか。
ということはどう言うことかといえば、おそらくかなり大きくなるということです。いやあ、ちょっと植えたのは間違いだったと思い始めたこの頃ですが、この場所に植えて良かったと思える点があるとすれば、狭い場所なので成長が抑制されるということぐらいでしょうか。
しんどめした先端はすでにたくさんの分枝が伸びてまた高くなってしまっているので、春先は少し小さくする剪定をしようかと考えています。