もともと日本の山地に自生している種(ノガリヤス というらしいです)ということで、日本の夏の高温多湿でも難なく育ってくれるオーナメンタルグラスです。
乾燥地を好むグラス系が多い中では貴重な一種といえるでしょう。そんなカラマグロスティス・ブラキトリカの成長記録です。
特徴
- 耐暑性・耐寒性ともに強い
- 高温多湿にもある程度耐える(株元は水はけよくすれば問題なさそう)
- 草丈は80cm程度
- 日当たり良い場所が良い
- こぼれ種で結構増えるので注意
- だけど増殖して群生した様子もなかなか良いらしい
と、こんな感じの植物です。
成長記録
2021年3月9日、植え付け
ウメモドキの近く、日当たりの良い場所に植え付けました。雨が降っても水が溜まる事はないような、水捌けも悪くない場所です。
2021年5月24日
順調に大きくなっています。ガウラとの距離が少し近かったかな、という感じがしますが、まあよしとしましょう。この辺の植え付け距離感は、経験が少ないのでまだまだです。
2021年7月14日
梅雨も難なさそうです。後のガウラと一体化しているように見えてしまいます。
こういう形のグラスって、何だか好きです。稲っぽいからでしょうか。ちなみに、イネ科です。
2021年8月25日
まだまだ夏ですが、穂が見えてきました。とはいえ、まだまだ穂が開く様子はありません。もう少し先になりそうです。
2021年9月22日、穂が開きました
なかなか良い雰囲気です。
2021年11月10日
だいぶ秋らしい色になってきました。
2021年12月22日
冬の立ち姿。もう少し群植していると美しさが上がりそうです。こぼれ種増殖に期待です。
2022年3月5日、株分けして4株に
まだちょっと寒いかなとも思ったのですが、株分けしちゃいました。4株に分割して群生してる風を作ろうと思います。株分けはハサミでチョキチョキと切って分割して植え直して終わりです。もっと気を使った(綺麗な用土で鉢に植える)方が良いのかもしれませんが、そんなに気を使えないので、ここはそのまま地植えで適応してもらいます。4分割はちょっと多すぎたかもしれません。
ちなみになんですが、ハサミの消毒だけは念のためやっておきました。100円ショップで売っている消毒液を使ったのですが、効果あるのでしょうかね。
もとの株の位置ですが、奥にあるガウラとの距離が近すぎたので少し移動してあります。