オレンジの香りがする「オレンジタイム」。調べてみると、オレンジバルサムタイムという品種があるのですがそちらは立性で少し高い30cmほどになるようで、うちのは這性と書いてあったので Thymus fragrantissimus という品種のやつだと思います。
オレンジタイムについて
基本的には他のタイムと同じ性質なのですが、成長の仕方が違います。特にうちでも育てているレイタータイム とドーンバレータイムがぐんぐんと広がって育って行ったのと比べると、このオレンジタイムは這性でありながらもあまり大きく広がるようなことがありませんでした。が、まだ春から秋にかけて1シーズン見ただけなので、今後の成長を追っていきます。
- 日当たりよく、乾燥した場所を好む
- 土中に栄養分は多過ぎない方が良い
- 多湿に弱い
- 耐暑性、耐寒性ともに強い
- 樹高は10cm程度で株張りは30cm程度
特に強い性質があるだとか、また逆に弱いだとかいうのは特に感じませんが、あまり大きく広がらずに成長していくので、場所も選ばず育てやすいのではと思います。
成長記録
2021年春に植え付け
植え付けたのは2021年の春、残っている画像から推測するに、2021年3月下旬4月下旬じゃないかなあと思います。
次の画像は2021年5月15日です。中央やや下の位置の苗がオレンジタイム。この一月くらい前までには植えたのではないかなと思います。
2021年5月24日
白く見える花を咲かせていますが、実際は淡いピンク色をしています。
2021年7月28日、梅雨を経ての様子
7月下旬で梅雨も明ける頃ですが、オレンジタイムの様子はどうでしょうか。ちなみに近くに植えたレイタータイムは梅雨で深刻なダメージを受けてしまいました。
で、オレンジタイムの様子。
梅雨で大きなダメージを受けた様子は見られません。この植え場所が良いのかもしれません。石垣で高く上げられた場所なので、水はたまりにくいはず。また、立性であることが多湿に耐えやすい要因かもしれません。
2021年11月10日
当地では11月になると霜が降りる日も多くなってきます。そんな気候の中での様子。赤い低木コプロスマの奥です。
こんもりと大きく育っていますが、それほど大きく広がることもなく、良い感じです。ただ、まだ1年目なので2年目以降がどうなっていくのかですね、来年が楽しみです。