ミューレンべルギアのリンドヘイメリですが、どうしても名前を間違ってしまいます。ミューレンべルギアまでは覚えられるのですが(カピラリスもあるので)、その後リンドヘイメリがなかなか覚えられません。リンドメイヘリだとか、リンドハイメリだとかそんな感じで。ローマ字での綴りは ”Muhlenbergia lindheimeri” なのでリンドハイメリは大きく間違ってはいなさそうです。
ともあれ、そんなミューレンべルギア・リンドヘイメリの成長の記録です。
特徴
- 草丈は150cm程度になる
- 耐寒性・耐暑性強い
- 白い穂を出し、それが光を含むと美しい
- 高温多湿に少し弱い
- 個人的には背景に広めの空間(壁や塀がない)があった方が綺麗だと思う
植えた場所
日当たり
陽が高くのばらない季節はあまり強く当たる場所ではありませんが、日当たり良好といって良い場所です。南側近くに低木が植えてあるため、夏場でも株元に直射日光が降り注ぐとうことはありません。ですが、グラス類は春に成長してしまえば自分で日差しを調整するかのように茂ってくるので、陽がしっかり当たる場所であれば問題なさそうです。
逆に日当たりが悪い場所に植え付けると、せっかくの草姿がだらしなく垂れてしまったり倒れてしまったりするようなので避けた方が良さそうです。
土
土は排水性だけに気をつけ、元の場所に腐葉土をすき込んで植えました。荒地だったわけでもないですし、ジメジメしているような場所でもな買ったのですが、とにかく排水性だけは確保したいと考えてのことです。排水性で大事なのは土自体がふかふかしていることだといます。そのための腐葉土であって、土に栄養分を与えるためではありません。
水がしっかり浸透して余分な分は抜け、空気を土中にしっかり含むことができること、このような土であることだけを考えています、植え付け時は。
また、グラス類は栄養分が多いとうまく育たないとも言われることもあります。
成長記録
2021年3月9日、植え付け
2株ほど植え付け。特に荒地や痩せ地ではない日当たりの良い場所に。
2021年6月16日
高温多湿の時期にはまだなっていないくらいの時期。気持ちよさそうに成長しています。
2021年8月25日
蒸し暑い夏真っ只中です。関東北部の当地はもちろん夏は蒸し暑いのですが、それでもと首都圏の都市部に比べたら、湿度が多少和らぐのでだいぶ過ごしやすいと思います。それは植物も同じなんじゃないかと思います。
2021年9月22日
まだ穂は出てきていないようです。
2021年10月10日、花穂現る
いつの間にか、といった感じで花穂が高く伸びてきました。花穂を含めての草丈が150cmにとどくかなあ、くらいだと思います。草がこんもりした部分は低いところで止まるので、草丈の参考になれば。
2021年10月20日、穂が開いています
いつ開いたのかはわかりませんが、穂が開きました。同じミューレンべルギアのカピラリスに比べると2週間くらい遅い開花です。もしこの2種を並べて同時に開花している様子を楽しみたい場合は時期のズレにご注意ください。
2021年10月末、2株とも移植しました
2株とも移植しました。理由は
なんか、映えしないから
太陽光の強さだとか角度だとかそういうので変わるのかなと思って、いろんな時間に観察してみたのですが、なんかあまりよくないんですよ、見た目が。期待が大きすぎたのが一番の理由なのでしょうが、どうもね、もっと良いロケーションを作ってくれるはずだと思い、来年に備えてこの時期に移植することにしました。もっともっと美しく魅せてくれるはずだと思うんですよね。
とはいっても移植する場所もないので、一株だけ大きく移動して背景が空間になる場所に移動し、もう一つは今の場所で少し手前に動かして、背景にある灯台躑躅(どうだんつつじ)との距離を取ることにしました。
まだまだ緑色だったので移植と同時に葉を適当にカットしました。
来年どうなるか楽しみです。